通用し続けなかった私のFX手法

室を始めた当初、私か主に利用しているテクニカルは、トレンドラインや水平線でした。今でも、トレンドラインや水平線などの補助線は多用しますが、当時はトレンドライン以外を見ていないほどでした。

理由は、私かＦＸを始めた頃の為替相場は、比較的トレンドがはっきりしていたこと。それにより、トレンドラインのみのトレードでも勝ててしまっていた経験があったからだと今は考えています。

しかし、トレンドラインはチャート上に何本も引けます。いったい、どのトレンドラインを利用した取引をすればよいのかわかりません。

生徒さんたちからも、どこを始点にすればいいのか？　どこを通せばいいのか？このような引き方もできてしまうが間違っているのか・・・などの質問を多く受けました。

トレンドラインの導き出した答えは、「すべてのライン上で押し目買いをして、間違っていたら損切りをする」というものでした。

トレンドが発生している下で、利食いの方法を間違えなければ、考え方としては間違っていません。しかし、勝率は非常に低く、実行しようとすると、かなりのストレスがありました。

また、トレンドがないときにはまったく通用せず、負けを繰り返すばかりでした。その後、他のテクニカルの利用を始めますが、きっかけは生徒さんからの提案でした。

教室にくる生徒さんたちは、お金を出してＦＸを学ぼうというだけあって、みな勉強熱心でした。私から教わるトレンドラインを利用したトレードを試してみるも、前述のように、なかなか勝てないときがあります。

今晩は注目ポイントが多い。中でも、米小売売上高とバーナンキFRB議長の証言は大きく注目されるだろう。小売売上高の事前予想は、コア指数で前月比0.5％増と、高めの伸びが予想されている。雇用環境は安定性を取り戻しつつある状況を踏まえるさほど無理のある予想とは思えないただ、事前予想を上回る伸びを期待するのは、やや無理がある。米国の個人消費に対する期待が高まっていることから結果が事前予想程度の伸びだと、ドル買いの勢いはさほど強まらないだろう。むしろ、事前予想を下回る伸びが示された場合のドルの失望売りに注意したい。

バーナンキFRB議長の証言では、期待が高まる米利上げの可能性に関する内容が注目される。FRB当局者は一部を除き、景気の先行きに対して慎重な姿勢を示しているため、バーナンキFRB議長が利上げに積極的な姿勢を示すとは考えにくい。ただし、民間部門での雇用環境の改善を背景にバーナンキFRB議長が、利上げに対する姿勢を変化させる可能性も否定できず、証言内容がドル買いにつながる展開もありえる。